Vol.24 磨くチームの一員
こんにちは。
宙組(そらぐみ)です。
今回は1年前のROCKIN'ON JAPAN 2018年12月号の特集を引っ張り出してきました。
これは「Sleepless in Brooklyn」がリリースされた時に行われた4人個別取材の回。
庄村聡泰さんの取材を読み返して、改めて好きだなあと実感しました。
『技巧的な難しいことは意図して抜いてったところがかなりあります。』
なんていう一節を見つけました。
私はドラム未経験者なので、専門的な事は分かりませんが、只管手数を多く派手に叩くだけが上手い!とは限らない事は分かります。
難しいこと、音を敢えて抜くうまさみたいなものは庄村聡泰さんから教えて頂きました。
Vol.4でも書きましたが、「Come Closer」を初めて聴いた時にソレを強く感じました。
『自分のアイデンティティみたいなものは、ある時を境にあまり大切なものではなくなったので』
聡泰さんが良い意味で変な拘りに執着せず、柔軟にバンドに寄り添ってきたかが手に取るように分かります。
このインタビューの言葉の端々から
良い具合に力が抜けていて、如何にバンドを俯瞰してみているか、が伝わってきました。
でも、それは決して何も考えてないという事ではありません。(当たり前ですが。)
『1番ユニバーサルとはなんぞやみたいなことを自問自答しながら作ったアルバム』と仰っていましたが、非常に博識な彼は、いつも私達が分からない細胞の部分まで追求しているようにも感じます。
情熱的でいて、時に俯瞰的。そんな聡泰さんは本当に1人の人間として尊敬します。
本当に変わった方だなあと思います。
また個人取材があったらいいなあ。
こう、過去のアーカイブを振り返るのって楽しいですね。またやります。