sora-satoのブログ

庄村聡泰さんについて自由気ままに語る[聡blog]です!

Vol.47 『勇退』

こんにちは。

宙組(そらぐみ)です。

 

 

 

周りの言葉を気にせず、出来る限り赤裸々に

私の気持ちを書き連ねたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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2020年1月24日(金)12:00

 

 

 

私は家に1人 携帯を触っていました。

[Alexandros]の公式Twitterの通知がきて

『ドラムス庄村聡泰についてのご報告』

という文字を見た瞬間 一点の曇りもなく

"復活の瞬間が来た!"と心を踊らせてコメントを開きました。

 

 

 

でも、1番に目に飛び込んだのは

勇退』という

残酷な程に美しい言葉。

 

 

 

 


自分でも怖いくらいの勢いで涙が零れてきて

嗚咽が止まらず 声をあげて泣きました。

 

 

 

 


人は 本っ当に号泣する時って

声を抑えられないんですね。

 

 

 

 


それから何度も何度も何度も、何度も何度も……

何度もコメントを読み返しました。

コメントに縋るしか無かった。

言葉の端々から 彼等が感じている情景を想像して

気が付いたら3時間が経過していました。

 

 

 

 


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2019年4月25日(木)18:00

 

 

 

庄村聡泰さんが疲労の蓄積による筋膜性腰痛症である事が発表され、近々に迫った春フェスはサポートドラム・リアド偉武さん(BIGMAMA)をいれて予定通り出演することが発表されました。

 

 

 

聡泰さんの身体に異変が迫っていることを初めて知った夜。

忘れもしないです。

 

 

 

この時丁度、脱退 解散ラッシュで。

[Alexandros]公式からの通知を見た瞬間、聡泰さんが脱退なのかと思って息をするのも忘れ、一気に変な汗をかいたのを覚えています。

 


だから正直なところ、

大変な状況にも関わらず、脱退じゃなくて良かった、と安堵してしまった自分がいました。

 


そして、生きる千手観音みたいな手数の多いドラミングを今まで休むことなく続けてきた素晴らしさを改めて実感し、ゆっくり休んで欲しいと、そして更にパワーアップしたドラムプレイを魅せつけてほしいと心の底から願いました。

 


また、サポートドラムを導入することで、如何に聡泰さんのドラムが大きな存在か、ドロスのビートを支えているのかが分かると。それはサポートを貶している訳では決して無くて、環境が変わった中で強さというものは見えるなあと、[Alexandros]への信頼がより一層強くなりました。

 


昔からの仲、BIGMAMAからのサポートは、何だか胸が熱くなり、バンドマンの絆に深く感謝です。

 


"バンドを続けるということは本当に大変なこと。当たり前じゃない。4人で[ALEXANDROS]。これからも色んなことがあると思うけど応援しています。"

(私のInstagramより。)

 

 

 

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2019年5月9日(木)15:00

 


庄村聡泰さんの療養期間の延長が発表され

フェスのみならず、ワンマンツアー『Sleepless In Japan』のサポートドラムも発表。

 


そして、ツアーファイナルのさいたまスーパーアリーナ公演が復帰の目処とされました。

 


私はなるべく悪いことを考えないように

兎に角さいたまスーパーアリーナ公演までのカウントダウンをして 毎日毎日 聡泰さんの復帰を心待ちにしていました。

 

 

 

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2019年6月15日(土)

 


予定通り庄村聡泰さんの出演は決まり

「復活祭」と称されたセミファイナル公演が開催。

 


最初の映像で『SATOYASU SYOMURA』という文字が映し出された瞬間の大歓声は今思い出しても鳥肌が立ちます。

 

 

 

ずっとずっと心待ちにしていた聡泰さんのビート。

今やシンバルの高さは無くなったけれども華やかさじゃ劣らない黄色の派手な 『嫁』

 

 

 

聡泰さん曰く"コックピット"にピットインして

自由自在にフロアを操縦してくれました。

 

 

 

私は少しでも間があれば聡泰さんの名前を叫び

おかえりという言葉を何度もステージに向かって投げつけ、その代わりに返ってくるドラムの音を聴いて

幸せで幸せで何度も泣きました。

 

 

 

聴き込みすぎて覚えたリズムを拳で真似して、

聡泰さんのMCで泣いて。

 

 

 

アンコールの時、隣にいた方に

「あなたサッちゃんのファンでしょう?見てたら分かるわ。」と微笑んで言われた事が本当に本当に嬉しかったです。

 

 

 

最高の復活祭だと喜んだのも束の間でした。

 

 

 

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2019年6月19日(水)20:00

 

 

 

 


再び庄村聡泰さんの療養期間が発表され。

ここで初めて「局所性ジストニア」である事が公になりました。

 

 

 

その時の想いは、今改めて書くよりも

その時に記した自分の言葉を引用するのが

1番熱があると思います。

 


🔻

 

 

 

世界で1番好きなドラマーは庄村聡泰です。

 


4月 筋筋膜性腰痛が発表された時、涙が零れた。でも同時に凄いと思ってしまった。不謹慎と思われてしまうかもしれないがそれくらいに聡泰のドラムは超人プレイで 常識を飛び越えているのだ。

身を削って ドラムに人生を掛けられる彼を 心の底からロックスターだと思った。

 


でも 数日後に休養期間が長くなる発表があった。

ゆっくり休んで貰える安堵と 喉の奥が乾くような心配。果たして本当に聡泰は大丈夫なのだろうか?

そんな心配を他所に、番組観覧とMETROCKで2度、リアドのビートを聴いた。

リアド、自分のバンド活動もあるのに短期間で完璧に仕上げていた。凄いなあ。フェスのみならず20曲を超えるワンマンライブまで。戦友・BIGMAMAには頭が上がらない。

ただ、同時に今まで気づかなかった聡泰のドラムカラーも見えてきた。

 


(私はドラム経験が無いから何も分からないけど)(ど素人の感想として)リアドは粒が大きくて力強くて迫力がある感じがしたの。あ、聡泰のドラムって迫力あるように見えて実はめっちゃ繊細で柔軟なんだなって思った。勿論半端ない存在感 最強の迫力もあるけど それだけじゃなくて 実は凄い繊細だった。リアドの良さも知れて 同時に聡泰の良さも知れた。

リアド、ありがとう。

 


待ちに待ちに待ちに待った 待望のさいたま公演。

登場前のムービーで 「SATOYASU SYOMURA」の名前が流れた瞬間に拍手が起こった。私は誰よりも強く手を叩いたよ。そして、彼は当たり前の様に オシャレな格好でいつもの黄色のドラムセットの前に座った。2ヶ月間のブランクが嘘のように 彼は最高のドラミングを見せた。私にはそう写ってた。目にも耳にも、感じるのは完全復活、それに尽きる。

 


嬉しくて ずっとサトヤスのリズム感を真似してた。

そしたらアンコールの時に 隣に座ってた人に

「あなたサトちんのファンなの?☺️」って聞かれたの。嬉しくって「はい!」と答えると「見てるとすぐ分かるわ☺️」って言われた、すっごいすっごい嬉しかった。

 


「演奏でお返しします」多くは語らぬ言葉が 彼らしくて アンコールのMCは嬉しかった。言葉より演奏でお返しします。カッコよかった。

カムクロの不規則なビートも、ドラキュラの複数のスポットを浴びてアレンジ決めまくるところも、Followmeのツービートも暴れるゾーンも 何もかも不安や違和感は感じなかったよ。

 


本当はキツかったんだね、それでも出たくて 色々無理してたんだろうなあ でもそれを微塵も感じさせないで2日間やりきるなんて 本当にプロだな 間違いなく彼はロックスターだ。

ジストニア、聞くところによると難病だと。でもロックスター魂でしっかり完治してほしい。どれくらい時間をかけてもいいから 彼等がクソジジイになってもずっとファンだし 私がクソババアになってもずっとファン。ずっと、ずっと、待ってる。焦らなくていいから、まずは完治してね。

ライブ終わったあとの自分の投稿を見直したら 聡泰のことばっかり書いてる。それだけ幸せだった。彼が、黄色のドラムセットの前に座って 生きる千手観音のように ドラムプレイを披露してる姿 音が本当に幸せだった。幸せをありがとう。辛かったかもしれないけど 間違いなく私たちファンに最高の時間を届けてくれたの。

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お大事にね。

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@alexandros_satoyasu

 


🔺

 

 

 

それから今日に至るまで

庄村聡泰さんの復帰を願わなかった日は1日もありません。

 


心の底から疑わず信じていました。

 

 

 

ジストニアの事も調べました。

音楽をやっている方にも聞きました。

 


勿論皆難色示します。

正直、未だ具体的な治療方法が見つかっていない事も承知でしたが、何だか彼は絶対に戻ってくると

根拠の無い自信を抱き、毎日毎日強く懇願しました。

 

 

 

ドラムって打楽器です。

コードなんてもんはありません。

 


でも、聡泰さんのドラムは音階がある様に

コードがある様に音色が綺麗で分厚くて

[Alexandros]の音楽の根底を支えていました。

 

 

 

手数の多いドラムから

余白が綺麗に浮き立つ引き算まで

柔軟性に富んだ 非常に繊細なドラマーでした。

 

 

 

博識で勉強熱心で謙虚。

そんな言葉を聡泰さんの周りの方は口にしていますが

ただのファンである私にもそれは理解出来るほど

情熱的で素敵な人間性の持ち主。

 

 

 

バンドって前3人は自由に動けて、ドラムは椅子に座ったまま。そして3人の後ろに位置しているのが殆ど。

 

 

 

物理的に、目に着きづらいです。

 

 

 

でもそんな概念ぶっ飛ばす程

聡泰さんのドラミングは華麗で煌びやかで

圧倒的存在感を醸し出していました。

 

 

 

ファンクラブの会報誌や、インタビュー、ラジオ等で

彼の言葉を沢山読んで聴きました。

 


語彙力にも長けていて

興味の幅も広くて。

そんな彼の話はいつも面白くて

トーク力に抜群のキレがあって

沢山笑わせて貰ったし、

沢山勉強させてもらいました。

 

 

 

ツアー中に全部ドラムを録画して見返して反省して

毎ライブ毎ライブ調整を繰り返していた話も凄く印象的です。

 

 

 

昔の映像を観ると、叩き方 フォームも 動きが凄く大きくて派手に叩いていたものの

最近は軸がブレずに至って冷静に叩いている姿が印象的でした。

 

 

 

それも、聡泰さんから見えない所までファンが埋まるようになって

自分の姿が見えていないだろうなと思った時に

もっと[Alexandros]の音楽自体を良いものにしよう、と考えをシフト出来たところからの変化だったとか。

 

 

 

異質なドラマーだと思います。

『ドラム』という範囲を飛び越えている演奏家だと思います。

 

 

 

どんな注文も受け入れて

メンバーと感覚的な部分で繋がっていた操縦士。

 


加入当初はグルーヴを出すのに相当苦しんだみたいだけど。

今や洋平さんが「mosquito bite」を作る時に

なんとなくのイメージを伝えて、こんな感じで叩いてみてって伝えただけで、一発目に叩いたフレーズがイメージドンピシャだったと。

それくらいにもう感覚的なところで繋がっている関係だったと思います。

 


ドラムだけが叩けないって。

普通の生活に何の不自由も無いのにドラムだけが叩けないって。

 


ドラムが叩けない代わりに普通の生活を与えられたって。

 


庄村聡泰さんからドラムだけを奪うなんて

本当に残酷な話だなって思います。

 


大好きなドラムが10分も叩けなくなってしまったこと

生活が普通に出来るのに、ドラムに座ると足が動かない

聡泰さんは 今日 配信で皆の前で笑えるようになるまで

相当辛い思いや葛藤 自問自答を乗り越えて来たんだと思います。

 


その覚悟たるや 受け止めない訳にはいかないです。

 


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2019年1月24日(金)21:00

 


[Alexandros]メンバーによるYouTube生配信が開始されました。

 


私は3時間前から吐き気と共に待機していました。

待機している間、知り合いからの連絡を見たり

またコメントを読んだり。

昔の雑誌を漁って読んだり。

 


そんなことをしていたらあっという間に時がきました。

 

 

 

本当に本当に久しぶりに見た、4人が揃った姿。

ずっとずっと望んでいたこの光景。

 


でもこの4人が並ぶ姿は思わぬ形で叶ったなあと

画面に映し出された瞬間に泣けてきました。

 

 

 

でも

終始メンバーは笑顔で、聡泰さんのトーク力は相変わらず抜群で。

この日初めて、私は笑うことが出来ました。

 

 

 

何度も何度も感謝の意を伝え

本当に幸せに感じていますということを伝えてくれる聡泰さん。

 

 

 

この状況で、幸せだと、ありがとうと胸を張って言える事が

ああ、最後の最後まで聡泰さんは聡泰さんだなって。

大好きだなあって、改めて思いました。

 

 

 

懐かし話に耽って4人で笑って。

その光景がいつも通り過ぎて

このまま何も変わらないんじゃないかという幸せな錯覚にも陥りました。

 

 

 

 


『君がいなくなった世界で

僕はどれくらい残るの?

月の浮かぶ水面を叩く

波紋が不安を象る』

 


『僕が君に

何か渡せるものがあるとするなら

教えてほしい

何が必要で 何が足りないのかを

それでも君は1人で歩く

何も要らないと強がって

 


祈りたいよ 君のために

迷わないよ 光刺すよう

Every time I see you hurt yourself

You try to move on with no help

だから今はLet me pray』

 


『彷徨って途方に暮れたって

また明日には新しい方角へ』

 

 

 

 


『くだらない日常だって

いつかアルバムになって

 


頭狂わす事だって

いつか君の歌になって

 


「夢から覚めろ」と

叩き起こされるけど

また夜に寝たふりをして

騒ぎ出せばいい

 


世界一の海の向こう

永遠を目指して行って

Stay together Stay together

先見えずのドライブの途中で

 


いつの日か終わりが来ても

かわしてそのまま突き進んで

Stay together Stay together

僕等はまだ若い このままで

 


誰かは僕等に言うだろう

「永久など儚いフィクションだ」

 


くそくらえだ 何だってんだ

お前が既に終わってんだ

 


全て駄目になって

奈落の底に落ちたって

苦しみは目指す者にしか現れぬもの

 


この先にきっと悔し涙流す時が待ち構えていても

Stay together Stay together

七難八苦を我に与えよ

 


三銃士の言葉を盗んで

意味は無くとも奏でたら

One for all All for one

And I'll be yours and mine

We're forever young

 


僕等はきっとこの先にある

「終わり」の先を掴みたくて

Stay together Stay together

先見えずのフライトの途中で

 


世界一の海の向こう

永遠を目指して行って

Stay together Stay together

And I'll be yours and mine

We're forever young』

 

 

 

私は庄村聡泰さんが大好きで

[Alexandros]も大好きです。

 


何があったって変わらない事実。

 

 

 

骨折とは違って、パッと見では分かりづらい病気。

普通に生活が出来る分、

「なんだ、普通じゃん、療養してないじゃん」

という声に葛藤を抱えていたかもしれません。

 


それは洋平さんの言葉から発せられた事でした。

実際にそういうことがあったのかは

はっきり言われた訳では無いですが、

 


相当もがき苦しんだんだろうな

だから今、そりゃ勿論悔しいけど

少しホッとしてる部分もあります

 


サラッと言った洋平さんの言葉に

胸が苦しくなったし

そういう事をちゃんとファンに届けてくれるところが

好きだし。

 


私達が知らないところで

本当に計り知れない程の色んな葛藤や苦しさが

あったと思います。

 


その苦しさを、表に出してパワーにするバンドもいるし、それも凄く良いと思います。

 


でも孤高のロックを鳴らしていく彼等は

きっと自分たちだけで消化していくんだなあ、と。

 


だからその奥の表情を伺って勝手に憶測する必要もないなあ、と、。

 


聡泰さんが大好きだからこそ

[Alexandros]が大好きだからこそ

 


私が今出来ることは

信じてついていくこと。それしかない。

 


聡泰さんが復帰することを信じて

ゆるゆるではありますが初めたこのブログ。

 


こんなにも早く、区切りがついてしまうとは思っていなかったですが

聡泰さんについて考えて文字を連ねられたことは

幸せです。

 


まだ、彼の勇退まで時間があります。

 


変わらずこのブログは続けていこうと思います。

 


自己満足なブログですが

誰に何を言われようと、聡泰さんが大好きな気持ちを

ただ赤裸々に語っていこうと思います。

 

 

 

[Alexandros]というバンドの素晴らしさ

庄村聡泰という人の素晴らしさを

改めて噛み締める1日になりました。

 

 

 

『Hello, NEW WALL』

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